私が平和フェローシップを志した理由

寄稿者:宇治川 貴史(第15期生ロータリー平和フェロー、ウプサラ大学)

クラスメートと

クラスメートと

私は大学卒業後の4年間は名古屋でサラリーマンをしていました。とても居心地の良い会社だったのですが、国際協力に携わるという夢を叶えるため、一念発起してNGOに転職しました。そして、2013年12月からの2年7ヶ月間、スーダン共和国でNGO駐在員として働いていました。

 平和フェローシップとの出会い

スーダンでは長年にわたり紛争が続いており、広大な土地に地雷が埋設され、不発弾が遺棄されています。そして、その地雷や不発弾による事故で、手足や命を失う人が絶えません。撤去活動は長期間に及ぶ地道な作業のため、撤去を待っている間に被害者は増えていきます。被害者を無くすために教育プログラムを住民に提供すること、それが私の携わっていた事業の一つでした。上司、同僚、現地スタッフなど、一緒に働く人々に恵まれ、スーダンでの仕事にとてもやりがいを感じていました。

その一方で、自分自身の未熟さにもどかしさを覚えることもありました。スーダンの人々はとても優しく、フレンドリーで、現地での生活に慣れていくにつれ、居心地の良さを感じていました。しかし、同時に、新たな環境に飛び込む必要性も抱きました。特に、紛争解決や人道支援について、もっと俯瞰的な視点を得て、国際協力の現場で生かせるようになりたいという想いが芽生えました。そんなとき、国連で活躍する元平和フェローの方たちと出会いました。皆が口を揃えて「平和フェローシップはとても良かった」と言っていました。この出会いをきっかけに、平和フェローシップへの応募を決意しました。

申請について

ここで、平和フェローシップに関心がある方のために、応募プロセスでの経験を簡単にお伝えしたいと思います

平和フェローシップは、国籍や居住地を問わず応募することができます。スーダンに住んでいた私には、この点はとても有り難かったです。このプログラムを応募する上で、ユニークな点があります。それは、地元のロータリークラブとそのクラブが所属する地区の推薦が必要ということです。つまり、ロータリークラブの方々のご協力が不可欠です。平和フェローシップに興味を持ったら、まずは近くのロータリークラブに連絡をしてみてください。私は、会社員時代に住んでいた名古屋のロータリークラブに相談をしました。初めての連絡でしたが、親切にアドバイスをくださり、ロータリー地区での面接日程も柔軟に対応してくださいました。

平和フェローシップの入学対象は、平和センターがある世界の大学6校です。応募の段階で希望順位を出し、選考後に1校が指定されます。大学によって入学要件が異なるので、注意が必要です。私は、幸いにも第一希望のウプサラ大学の平和センターに受け入れていただきました。

フェローシップの最初の1年を終え、2年目がスタートしました。これまでの1年間でたくさんのことを学びました。機会があれば、そのことも別途お伝えしたいと思います。

Knivstaロータリークラブの方と

Knivstaロータリークラブの方と

関連リンク:
>> ロータリー平和フェローシップについて
>> フェローシップの申請
>> 元フェローの活躍をロータリー平和マップでご覧ください

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