ミリオンダラーディナーを開催して

寄稿者:金杉 誠(平和のための大口寄付推進計画委員会委員)

日本の寄付文化とキリスト教の影響の強い欧米の寄付文化は明らかに違いがみられるように思われます。日本人は得てして「出る杭は打たれる」という言葉に象徴されるように他人と違った行動をすることを嫌うこともあり、奉加帳を回すような寄付の集め方が多いようです。すなわち村長さんが10万円出したら、助役は5万円、その他の顔役の人は3万円、一般の人は1万円というような社会的な地位に応じた目安のようなものを作っての集め方です。それは個人的な自発性に基づくのではなく、横並び意識、仲間外れにされたくない、世間体を気にしての行動です。

もちろんそれが悪いということではありませんが、経済的な事情は人それぞれ違いがあります。「世界でよいことをしよう」というロータリー財団の活動を真に理解し、より多くの貢献をしようと考えているロータリアンはきっといるはずだ、そのような人たちを見出して、そっと背中を押してやる、そのようなことは出来ないものだろうかと考えておりました。私自身も、ある方にアーチ・クランフ・ソサエティ(AKS)の会員にならないかと言われて初めてAKSのことを知りました。数年間かけて目標に挑戦することはきっと良いことだと思い、実行に移してみて、初めて「やって良かった」と実感できました。そしてそれは自分自身の良心の発露だということに気が付きました。Exif_JPEG_PICTURE

人によって経済状況は様々です。従ってある人にとってはメジャードナーに挑戦することかもしれないし、また、ある人にとってはポールハリスフェローになることが挑戦目標かもしれない。金額の多寡ではない、大切なことはロータリー財団のことをよく理解し、自発的に実行するかが問題なのです。それは自らの良心と向き合う瞬間であるかもしれません。

「自ら考え、自ら良いと思うことを、自らが出来る範囲で、他人の目を気にすることなく実行する」このような人が少しでも増えていけば、きっとこの世は少しずつ良くなっていく、そんな思いをもって今年度も来年度もミリオンダラーディナーを開催していくつもりです。昨年度はロータリー財団創立100周年を記念してのミリオンダラーディナーを「平和のための晩餐会」として成功をおさめることが出来ました。2020年は日本のロータリー100周年でもあります。この3年間を続けてミリオンダラーディナーを開催することによって、少しでもロータリー財団のため、ひいては世界平和のためにお役にたてればと考えております。

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