国際大会で伝える平和のメッセージ

寄稿者:田村泰三(国際ロータリー第2710地区パストガバナー)ブースの写真1

広島の平和記念資料館には、国際ロータリー元会長数名を含め、世界中から多くの人が訪れます。広島の被害と復興を見た訪問者の多くは、平和を維持することの大切さについて「芳名録」にメッセージを残します。

広島市を含むロータリー第2710地区では、2011年から毎年、ロータリー国際大会にブースを出し、世界の著名人によるこれらの平和のメッセージを「平和を求めるさまざまな意見」として展示し、訪れる人たちに紹介してきました。

広島の平和公園にはたくさんの千羽鶴が送られてきますが、その一部をもらって、平和のシンボルとしてブースで手渡しています。日本の「折り鶴」は平和のシンボルとして十分に認識されており、最近は、折り紙用紙を置いて来場者たちと一緒に鶴を折るようになりました。世界には折り紙を習っている人も多く、そんな人たちがブースに来て一緒に折ったり、ほかの人に教えたりしています。ロータリー青少年交換学生たちは興味を示す人が多く、折り方もすぐに覚えて、喜んで参加してくれます。

今後はさらにインパクトのある形で平和を訴えていくために、さまざまな平和活動を紹介していこうと考えています。広島で被爆後に生き残った木の苗を植えて平和の思いを育てようとする活動が関心を集めていますが、私たちのブースでも、被爆樹の植樹活動や被爆体験を語り継ぐ活動などを取り上げていきたいと思います。

平和を乱す災害を被った人たちには、必然的に平和を願う心が生まれます。世界の現実を見ると、国益などを重視した物質的な問題に直面して、平和を求める心は隅に追いやられています。ロータリーは、国益のような束縛のない自由な発想で人の幸せを考えています。このようなロータリーの人たちと共に、平和の心を世界の人たちに広めたいと思っています。

余談ですが、ブースでは、湯を沸かし小さな紙コップで日本茶をふるまい、小さくて可愛い日本の伝統菓子をサービスしています。多くの人は、見たことのないお茶菓子を見て「本当に食べられるのか」と尋ね、食べてみておいしいことに驚きます。私たちはそんなとき、「これが平和をもたらす魔法の品物なんです」と説明し、「日本の文化の一つです」と付け加えています。広大な会場や友愛の家で歩き疲れてのどが渇き、低血糖にもなるでしょう。そんなときのオアシスを提供できればと思っています。

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