倫理的ジレンマ: あなたならどうする?

あなたのクラブの会員(Aさん)がロータリー国際大会で海外のロータリアンと友人となり、このロータリアンを招くアイデアを提案しています。海外からこのロータリアンを招くにあたり、Aさんはクラブの資金を利用したいと考えています。訪問自体はクラブのプログラムや活動とは関係ありませんが、この海外のロータリアンは例会に参加し、クラブが現在行っているプロジェクトをサポートする予定です。Aさんの希望は、新しくできた友人に自分の国の文化と価値観に触れてほしいというもので、ほかの会員にも昼食・夕食に招待したり、観光名所を案内するといった活動に協力してほしいと思っています。しかしあなたは、この海外からの訪問者をホストすることがクラブのメリットになるかどうか分からず、これらの一連の活動にクラブの資金を使うことを躊躇しています。こんなとき、あなたならどうしますか?

「倫理的ジレンマ:あなたならどうする?」のシナリオをご提供いただける方は、Eメールでご連絡ください(rotary.service@rotary.org)。

広告

ロータリー地域社会共同隊を結成して大きな変化を

寄稿者:Jerry Olson (フィリピン、地区RCC委員長、Metro Roxas Centralクラブ会員)

フィリピン出身で過去唯一RI会長となったカパラス氏は、ロータリー地域社会共同隊(RCC)を導入した際、RCCが今日これほど大きな影響を及ぼすことになるとは思いもしなかったでしょう。

今日、世界90カ国に約8,000のRCCがあり、それぞれの地域社会で生活の質を改善する活動を実施しています。RCCは、ロータリー会員ではない地域社会の人びとによって構成されます。メンバーは、農家、タクシー運転手、退職者などさまざまですが、「地域社会の長期的な発展と自足」に対する共通の熱意を有しています。 続きを読む

倫理的ジレンマ:あなたならどうする?

クラブは長年にわたって、貧困地域のある学校を支援しています。この度、識字プロジェクトを行うことが決まり、学校側がニーズ調査を行って、教員研修、新しい図書、コンピュータが必要であることがわかりました。あなたはほかの会員とともにプロジェクト計画を練り上げ、資金を集めるための募金行事も3回行いました。1月からプロジェクトを開始する予定でしたが、資金がまだ足りません。クラブ会長が、識字や教育を専門とする地元団体と連絡を取ったところ、資金不足分を提供するとの申し出を受けました。ただし、同団体が残りのプロジェクトを一手に引き継ぎ、ロータリークラブはこのプロジェクトに今後一切関与しないことを条件として提示してきました。資金が足りない状態ではクラブがプロジェクトを開始することはできず、学校はプロジェクトに大きな期待を寄せています。

こんなとき、あなたならどうしますか?

___

「倫理的ジレンマ:あなたならどうする?」のシナリオをご提供いただける方は、Eメールでrotary.service@rotary.orgまでご連絡ください。

倫理的ジレンマ:あなたならどうする?

クラブで年度初めに行ったアンケート調査とグループ討論の結果、会員の多くは家族と一緒に参加できるボランティアの機会に関心を持っていることが分かりました。これを受け、今年度のプログラム委員長であるあなたは、地元で奉仕活動を行う他団体と連絡を取り、講演者を招くために懸命に手配を進めました。その結果、毎月のゲスト講演は熱心に聴いてくれましたが、実際にボランティア活動への協力を求めるとなかなか会員が集まりません。会員の時間を尊重しつつ、どのようにして参加を促すことができるでしょうか?

ロータリーの「基本的教育と識字率向上月間」:すべての子どもに普通教育を

基本的教育と識字力は、貧困問題や保健上の課題に取り組むために必要となり、地域社会の発展を導き、争いのない世界を実現するには欠かすことのできない要素となります。ロータリーでは、「基本的教育と識字率向上」の重点分野に該当する数多くのプロジェクトが実施され、国連ミレニアム開発目標を力強くサポートしています。識字率は世界全体で向上しており、教育における男女間の格差も縮小してきていますが、今後も状況を改善していくにはさらなる支援が必要となります。

9月はロータリーの「基本的教育と識字率向上月間」。これまでの活動による成果を確認し、さらなる支援の重要性について認識を深めましょう。以下に、世界各地で実施されている取り組みをご紹介します。

  • PhilippinesTagum Northロータリークラブ(フィリピン):政府、自治体、海外のロータリークラブと協力し、台風被害を受けた市民センターの教室を再建しました。
  • 東京府中ロータリークラブ:子どもたちの文章力と思考力を向上するために、1974年から毎年、市と協力して作文コンクールを開催しています。
  • Grigotaロータリークラブ(ボリビア):基本的教育の重要性、とくに就労前の女子教育の重要性に対する認識を高めるために、地域社会の家族を対象とした啓蒙活動を行いました。
  • Baker College Muskegonローターアクトクラブ(米国): 識字プロジェクトの資金を集めるために、クラブメンバーが言葉力を競う大会に出場し、サポーターからの寄付を募りました。このプロジェクトでは、成人を対象とした識字力向上プログラムを実施します。
  • IndonesiaSolo Kartiniロータリークラブ(インドネシア):教育省と周辺ロータリークラブ/ローターアクトクラブからの協力を得て、地元高校生が数百名参加した識字デーのイベントを実施しました。
  • Izmir-Alsancak(トルコ)のロータリーファミリー:インターアクト、ローターアクト、ロータリークラブが合同で、地元自治体と協力し、低所得地域での移動式図書館プログラムを実施しました。

世界には、学校に通っていない児童が5,800万人 [i]、読み書きができない成人が7億8100万人います。低所得国のすべての子どもが基本的な識字力を身につけて学業を終えることができれば、推定1億7100万人が貧困から解放されるとされています(世界の貧困率における12%の減少に相当)[ii]

本ブログには、充実した奉仕プロジェクトを実施するためのヒントやアイデアが紹介されていますので、皆さまのクラブのロータリー会員にも、利用を勧めていただけますようお願いいたします。ブログ記事にはコメントを掲載することもできます。また、クラブや地区で実施した奉仕プロジェクトを、

今後ともロータリーの奉仕活動をご支援いただけますようお願い申し上げます。

[i] The Millennium Development Goals Report 2014
[ii] UNESCO Global Monitoring Report 2013/14

本年度、どうやって「世界へのプレゼント」になりますか?

執筆:Ellina Kushnir(RIプログラム担当職員)

T1516_JA2015-16年度のRIテーマは、「世界へのプレゼントになろう」。K.R. ラビンドランRI会長は、一人ひとりがその才能、知識、スキルを奉仕活動と親睦活動に生かして、真の変化を生み出すようロータリー会員に呼びかけています。会員の専門知識やスキルを通じて国内外の地域社会を改善するため、以下のオンラインリソースをぜひご活用ください。

ロータリーショーケースは、クラブの活動を世界中に紹介できるツールです。以下に、ロータリーショーケースに掲載された奉仕活動をご紹介します。ぜひ、皆さまのクラブの活動もご掲載ください!

ロータリーのアイデア応援サイトでは、クラブで計画中の奉仕活動を掲載し、リソース(寄付、ボランティア、など)を募ることができます。

ロータリーのウェブサイト(Rotary.org)では、クラブや地区の奉仕活動をサポートする多くのリソースが紹介されています。2015-16年度会長賞の受賞資格には、ほかのクラブと協力し、より大規模で注目を集めるプロジェクトを実施するという項目も含まれているため、ぜひ他クラブとの協力による活動をご計画ください。

>> 効果的な奉仕活動を実現するためのプロジェクトの流れ(ライフサイクルル)
>> 2015-16年度テーマ「世界へのプレゼントになろう」パンフレット

倫理的ジレンマ:あなたならどうする?

あなたのクラブは、地元の高校生1名が海外で青少年交換に1年間参加するための往復航空券を提供すると約束しました。会員は3つのグループに別れ、各グループがカンパを募る行事を行って航空券の購入に必要な資金を集めることになりました。最初の2グループは行事を成功させてそれぞれの目標額を集めました。3回目最後の行事は、学生が航空券を購入する締切日の1週間前に予定されていましたが、悪天候のため行事はやむなくキャンセルされ、募金を集めることができませんでした。3回目の行事を担当していたグループは、不足分を会員全員で割って負担できないかと持ちかけてきました。あなたやほか一部の会員は、この提案を不満に感じています。

こんなとき、どうしますか?